どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。前回の「大麻の成長段階を初心者でも分かるように解説してみた(開花段階)」の続き。
「収穫って一体いつやるんだろう?」ってレベルの方でもわかりやすいように説明します。
大麻の収穫時期を知るには「いつ大麻が開花し始めた正確な日付」と「品種」を知っておく必要があります。この2つがわかれば開花に必要な期間の目安がわかり、そこからおおよその収穫予定日を割り出すことができます。
サティバ系の品種はかなり長く、一般的には10~12週間程度で開花し、10週間未満で終了するサティバ系品種が多い。だけど、長いものだと24週間かかることもある。
インディカ系の品種はサティバ系と比較して一般的に生育期間が短く、開花期間も短い傾向がある。一般的には、8週間から10週間程度で開花し、最長でも14週間程度で終了することが多い。
ハイブリッドの場合はサティバとインディカのどちらが強いかで長さが変わる。
収穫時期になると大麻の葉っぱの上に無数の「トリコーム」が出てくる。トリコームの色が透明の場合は未熟で、曇っている場合はTHC濃度が高く、琥珀色の場合はTHCがCBNに分解され始めている状態と言われている。もう少し詳しく話すとトリコームには3種類あるので解説する。
Bulbous Trichomesは最も小さなトリコームで、直径が10~15マイクロメートル程度。このトリコームには大麻の主要なカンナビノイドであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)やCBD(カンナビジオール)など、ほとんどの有効成分が含まれているが、球根状トリコームは最も小さなトリコームであり、その量は極めて少ないため、大麻からこれらの有効成分を抽出する場合には、頭状有柄トリコームや頭状無柄トリコームから抽出することが一般的。
Capitate Sessile Trichomesは直径が25~100マイクロメートル程度で花や葉の表面に多数存在します。このトリコームには主にカンナビノイドやテルペン類が含まれますが、Capitate Sessile Trichomesは頭状有柄トリコームに比べて小さいため、含有量は少なく、その効果も弱くなります。
Capitate-Stalked Trichomesは直径が100~500マイクロメートル程度で花の上部や葉の表面にのみ存在します。これらのトリコームには大麻の主要なカンナビノイドであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)やCBD(カンナビジオール)をはじめ、多数のカンナビノイドやテルペン類などの有効成分が含まれています。これらの有効成分は軽微な神経系への作用から強い精神的な影響をもたらすまで、幅広い効果を持っている。
今回タイ嫁が育てた大麻は何も特にやってないからもちろん「Bulbous Trichomes」だね。「次回はCapitate-Stalked Trichomesにしたいから頑張って」って他人事のように言われたので勉強します。
初めましての人へ