有機資材と赤玉土と腐葉土を混ぜて培養土を作ってみた

2023/07/23

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。今回一時帰国中に土についてもっと勉強するために色々調べていると培養土が市場で作られる前は赤玉土と腐葉土で植物が成長するのに理想的な土(培養土)を作っていたと記述を見つけたので今回は赤玉土と培養土と有機資材を使って培養土を作ってみたのでまとめておく。

赤玉土とは?

赤玉土はその名の通り赤い球形の土で、特に水はけが良く、空気を含む能力が高いという特性を持っている土のことを言います。

赤玉土の特性は「水はけの良さ」と「空気の通りが良い」のが大きな特徴です。また、赤玉土自体には栄養素はほとんど含まれていません。赤玉土の主な役割は良好な水はけと空気の通り道を提供することで、植物の根が健康に成長する環境を作ることです。

腐葉土とは?

腐葉土は落ち葉や木の枝などの有機物が自然に分解されてできた土のことを言います。

腐葉土は特性は「豊富な栄養」と「水分保持能力」のが大きな特徴です。腐葉土は栄養分の豊富さと水分保持能力から、植物の成長を助けるための理想的な土と言えますし、自然に分解されてできるため、環境に優しい土とも言われています。
(関連記事:腐葉土ってどんな土か初心者でもわかるように説明してみた

この赤玉土と腐葉土を混ぜることで植物が成長するのに理想的な土(培養土)を作ることができます。

今回作った培養土の資材一覧

・赤玉土: 1.5リットル(1050g)
・腐葉土: 3.5リットル(1400g)
・バッググアノ: 70グラム
・コーヒーの残りカス: 40グラム(乾燥後)
・バナナの皮: 40グラム(乾燥後)
・苦土石灰: 10グラム

今回はこの資材を使って培養土(8L分)を作りました。まず赤玉土は栄養素がないので混ぜる腐葉土に含まれる窒素、リン酸、カリウムですが、これだけでは植物が元気に育つ培養土にはならないのでバッググアノ(窒素、リン酸、カリウム)、バナナの皮(カリウム)、苦土石灰(カルシウム、マグネシウム)を入れて栄養素を入れて、コーヒーの残りカス(土壌の酸性度を調整)とバナナの皮(水分バランスを調整し、病気への抵抗力)で栄養素以外の効果も取り入れた土を作りました。

バッググアノと苦土石灰と腐葉土は前回の一時帰国の時に買ったものが残ってたので再利用。

この培養土は「元肥」になるので通常の店で売ってる培養土はすぐに使えますが、今回作った培養土は有機肥料が入ってるので微生物が分解して、土の中で熱を発生させるのですぐに使うと、高温により植物の根が傷ついたり、肥料の分解過程で発生する有害なガスにより植物がダメージを受ける可能性があるので、1週間ほど寝かしてから使うことにした。
(関連記事:元肥と追肥の違いを初心者でもわかりやすいように解説してみた

夏場の暑い時期なら1週間、寒い時期なら2週間は放置する必要がある。使う前に土の温度を測って、使うのが良い。あと本当は土のpHも測った方がいいんだけど、今回は家になかったので無しでやることにした。また楽天ポイントが貯まったら無料でゲットしたいと思う。

さらに今回は庭にいた「自然の耕運機」や「自然の肥料製造機」とも言われているミミズを捕まえて、この土の中に入れることにした。ミミズが土壌改良に良い理由は、彼らが土壌の構造を改善し、栄養分の循環を促進するためと言われている。

最後にこの作った土はボックスや袋などに入れて、水を満遍なく乾燥しないようにかけて発酵させる必要があるので定期的に水をかけて、土を混ぜる必要がある。また、袋に入れる際は小さい穴を開けて、直射日光を避け、温度が安定している場所に置いておけば完了。

タイに戻ったら「バッググアノ」や「苦土石灰」は買わないと手に入らないけど、今タイに戻ってからやろうと考えている土作りをする練習にはなった!またタイに戻ってから作る土については別の記事でまとめたいと思う。
(関連記事:バット・グアノってどんな肥料なのか初心者でもわかるように説明してみた

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