大麻を育てる上で土のpHがなぜ大事なのか調べてみた

2023/03/13

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。今回は大麻を育てる上で無視できない「pH」について勉強したことをまとめていきたいと思う。「pHって何?」っていう俺と同じ無知識の人は一緒に勉強しよう。

大麻とpHの関係を調べると想像以上にめちゃ大切なのでしっかり勉強して!

そもそもpHって何なのか徹底解説

そもそもpHって何か調べたら水素イオン(H+)の濃度を表す指標で、pHの値は0から14までの範囲で表され、7を中性として、それ以下は酸性(酢やレモン汁など)、それ以上はアルカリ性(石鹸、漂白剤など)と言われている。

土壌中のpHは土壌に含まれる水素イオン濃度を測定する。土壌中のpHは土壌の種類や植物の根の深さによっても異なる。一般的に土壌中のPhは水溶液中のpHよりも幅広く、土壌中のpHは一般的に5.5から9.0の範囲にあり、大麻植物の場合は土壌のpHが6.0から7.0の範囲であること良いと言われてる。

「だけど、この数値って1違うだけで、どれくらい違うの?」と思う方の為にわかりやすく解説するとpHは水の酸っぱさや塩辛さを表す指標で、pH6の水はpH7の水に比べて水素イオン濃度が10倍高く、酸性度が10倍強いのでpH6の水はpH7の水よりも酸っぱく感じる。

pHの測定には専用のpHメーターや検査キットを使う。pHメーターは電極を使用してpHを測定するため、正確な値を得ることができるけど、多くの栽培者は手間がかかるけど安価の検査キットの試薬を使用してpHを測定してるらしい。俺はデジタルのPH測定器を持ってる。

大麻を育てる上でpHがなぜ大事なのか調べてみた

大麻を育てる上で忘れていけないのが大麻はpHが6.0から7.0の狭い範囲でしか栄養素を取り込むことができないということ。

この範囲外の場合は栄養素を取り込めないので、栄養不足の土壌から育った大麻はクオリティーの低いものになってしまう。対策としては定期的に大麻を育ててる土壌のpHが範囲内にあるか確認することで「pHの不均衡」を早期に発見して、改善することができる。pHの不均衡は大麻植物の栄養不足の最も一般的な原因と言われていて、pHが6.0から7.0の範囲外では肥料に含まれる栄養素を吸収できなくなり、育ててる大麻の苗が栄養不足になり始めます。

この土壌や肥料から養分を吸収できなくなることを「養分ロックアウト」と言うらしい。

pHが高い土壌で育てた大麻の特徴

pHが高い土壌で育った大麻は一般的には茎や葉が明るい緑色になってることが多い。

pHが高い土壌では土壌中の栄養素が固定され、植物の根から吸収されにくくなるため、窒素、リン、カリウムなどの重要な栄養素が不足しやすくなり、植物の成長が遅れたり、葉が変形する場合がある。また、pHが高い場合にはマンガンや鉄などの微量元素が不足しやすくなり、微量元素は大麻の成長に必要な要素で不足する、葉が黄色くなるなどの症状が現れる。

pHが低い土壌で育てた大麻の特徴

pHが低い土壌で育った大麻は一般的には葉が暗い緑色になってることが多い。

pHが低い土壌ではアルミニウムやマンガンなどの毒性のある元素が過剰に土壌中に発生し、茎や葉に黄色い斑点が現れることがある。それらの悪影響を与える元素が根から吸収されると、植物の成長を妨げたり、葉が変形するなどの悪影響を与えることがあります。また、pHが低い場合には鉄やマグネシウムなどの重要な栄養素が土壌中に不足し、葉が黄色くなるなどの症状が現れる。

土のpHを下げたり上げたりするにはpH調整剤がおすすめ

土のpHを調整するには一般的に「pH調整剤」を使います。pH調整剤は酸性またはアルカリ性を調整するためにリン酸塩や炭酸塩や石灰などの成分を含んでおり、使い方としては水に溶けた状態で初めて効果が発揮されるため、成分が均一に分散させるためによく振ってから水に十分に溶かして使わないといけない。pH調整剤を使用する際は前に水の温度やpH値を測定し、調整する必要があることも忘れずに。

注意する点としてはpH調整剤を過剰に使用するとpHが急激に変化することがあり、植物に悪影響を与える可能性がありますので計画的に使いましょう。

おすすめのpH調整剤はボストン在住のグロアーの知り合いに教えてもらった「pH Perfect Grow Micro Bloom」のpH調整剤。

Advanced Nutrientsはカナダのバンクーバーに本社を置く、世界的な水耕栽培用肥料メーカー。1999年に設立され、革新的で高品質な肥料を提供することを目的に世界中の栽培者に向けて製品を提供している企業。Advanced Nutrientsは高度に専門化された科学チームと協力して最新の科学技術を利用して肥料を開発し、植物の生長を最適化することに注力しています。

pH Perfect Grow Micro BloomはAdvanced Nutrientsっていう栄養素メーカーが開発した肥料シリーズの1つで、pH調整剤として世界的に人気がある。人気の理由としては肥料を添加するだけで、水のpHを自動的に調整してくれるので栽培者がpHを調整する手間が省けるのと肥料の効果性に非常にこだわっていること。そして、3本のpH調整剤はそれぞれが植物の成長段階に合わせて分けられてるので、いつ、どれをあげればいいかすぐにわかるのも良い。

あと水耕栽培の肥料なんじゃないの?と質問があったので回答するとこの肥料は水耕栽培に適した水溶性肥料の特性を持ちながら、土壌に必要な有機物質も含まれているのでpH Perfect Grow Micro Bloomは土壌栽培においても使用されている。

“Grow”(成長)のpH調整剤

“Grow”のpH調整剤は植物が根を張り、成長するために必要な窒素、カリウム、マグネシウム、およびその他の微量元素を含んでいます。

“Micro”(微量)のpH調整剤

“Micro”のpH調整剤は植物が健康的に成長し、花や実をつけるために必要な鉄、マンガン、亜鉛、ボロン、モリブデン、銅、およびその他の微量元素を含んでいます。

“Bloom”(開花)のpH調整剤

“Bloom”のpH調整剤は植物が花をつけ、実を成熟させるために必要なリン、カリウム、マグネシウム、およびその他の微量元素を含んでいます。

一般的な肥料を使用する場合、栄養素が溶け出すと水のpHが上昇することがあり、その場合はpHを手動で下げるために別途pH調整剤を使用する必要がありますが、この3本のpH調整剤には適切なpH調整剤が含まれているため、肥料を与える際に手動でpHを調整する必要がなくなる。

pH Perfect Grow Micro Bloomは栄養素とpH調整剤がバランスよく配合されているため簡単かつ正確な肥料管理できるので大麻を育てるグロアーの間では人気の商品で詳しい詳細は「pH自動調整機能が付いた植物用の栄養剤「pH perfect grow」」の記事で書いてるので、そっちを見て。

自然の力で土のphを下げたり上げたりする方法

pH調整剤を使用する以外にも天然物の様々なものを使用して土壌のpHを下げたり、上げたりすることができる。

pHを下げるには「肥料、堆肥、ミミズの鋳物、堆肥茶、松葉、木くず」などが使われて、pHを上げるには石灰や石灰石で、粉末、ペレットなどが使われることが多い。特によく使われるのはpHを下げる場合はレモンジュースや酢でpHを上げるによく使われるのはカリウム、カルシウム、その他の微量栄養素も土壌に与えてくれる木灰がよく使われてる。

水のpHを下げたり上げたりするのも「pH調整剤」がおすすめ

大麻を育てる際に水のpH値が重要な理由は水のpHが植物の栄養素の吸収に影響を与えるから。pH値は水素イオン濃度を示す尺度で0から14の範囲で測定されて、pH7は中性で、それ以下は酸性、それ以上はアルカリ性と言われている。

適切なpH環境が作られていると場合、根から水や養分を効率的に吸収できます。だけど、pH値が適切でない場合、植物は栄養素を上手く取り込めず、成長や生産性に悪影響が出ます。特に大麻は鉄、亜鉛、銅、マンガンなどの微量栄養素に敏感で、これらの栄養素の吸収はpHに大きく影響される。

ちなみに土壌栽培の場合:pH 6.0〜7.0、水耕栽培の場合:pH 5.5〜6.5が目安。

範囲内でpHを維持することで、植物は必要な栄養素を適切に吸収し、健康的でバランスの取れた成長が期待できます。あと成長期に分けて水のpH値を変更する必要は基本的にありません。しかし、植物が成長期を通じて健康であることを確保するために、定期的に水のpH値を測定し、適切な範囲に維持することが重要。

水のpHを下げたり上げたりするのも「pH調整剤」が色々売ってるので適当に買ってください。自分は彼女の知り合いのタイグロアーが買ったやつと同じやつをLazadaで買いました。

pHを適正にしておくことで植物の根の周りに健全な微生物を定着して、植物を病原菌や害虫から植物を守り、クオリティーの高い大麻が育つのでpHの勉強をしっかりして、育ててる大麻の苗のpHを管理しよう!

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