どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。元肥と追肥については「元肥と追肥の違いを初心者でもわかりやすいように解説してみた」で解説したのですが、追肥をするとしてもまずは元肥について理解しないとどのタイミングで追肥をするべきかわからないので記事を読んでからこちらを読んでください。
実際に追肥ってどのタイミングでいつやるのか?について記事にします。
有機肥料を追肥で使う場合、効果が出るまでに有機肥料は時間がかかるので化学肥料のように即効性はないのと有機肥料を分解する際に熱が出るのでどの有機肥料を与えるのか選ぶ必要があります。
なので、有機肥料を使って追肥をする場合は熱が発酵しない有機肥料を使うか鉢換えをする前に肥料が含まれている土を作って、鉢替えをする際にその土を入れることで栄養素を入れるの2つが一般的です。
大麻栽培をする上で必要な栄養素は窒素、リン酸、カリウムが主に必要な栄養素です。さっきも書いたように今育ててる鉢に直接追肥をする場合は熱を発しない有機肥料を選ばないといけないので要注意。鉢替のタイミングで鉢に入れる土に有機肥料を入れる場合も発酵、分解の時間を計算して完全発酵してから使いましょう。
以下の有機肥料は他の有機肥料に比べて分解される際の熱量が小さいので少量でしたら熱ダメージを与えることがないので植えている鉢の土の中に直接混ぜても大丈夫と言われています。ただし、細かくして追肥資材として、土の奥に埋めないと虫が発生するので注意です。
野菜の食べ残しは窒素、リン酸、カリウムなどの栄養素を含んでおり、野菜の食べ残しは微生物によって比較的早く分解され、土壌に栄養を供給します。
コーヒーのかすは窒素を豊富に含んでおり、土壌の酸性度を中和する効果もあります。また、コーヒーのかすは微量元素も含んでおり、土壌の栄養バランスを改善するのに役立ちます。
お茶のかすも窒素を豊富に含んでおり、土壌の酸性度を中和する効果もあります。また、お茶のかすは微生物の活動を活発化させ、分解を促進します。
卵の殻はカルシウムを豊富に含んでおり、土壌のカルシウムを補うのに役立ちます。カルシウムは植物の細胞壁形成や栄養素の輸送に重要な役割を果たします。また、卵殻は微生物によってゆっくりと分解されるため、熱を発生することはほとんどありません。
バナナの皮はカリウムを豊富に含んでおり、土壌のカリウムを補うのに役立ちます。カリウムは植物の水分バランスを調整し、病害抵抗力を高めるのに重要です。また、バナナの皮は微生物によってゆっくりと分解されるため、熱を発生することはほとんどありません。
また鉢替えの時なら追加する土に肥料を混ぜて、完全に分解させてからなら熱を出す有機肥料も使えるので、「有機肥料一覧」で有機肥料をまとめてるのでそちらも参考にして。
追肥をするタイミングは葉っぱを見ると色々わかることがあるのでまとめてみました。
窒素欠乏は大麻の葉っぱが黄色くなる現象です。特に植物の下部にある古い葉っぱが最初に影響を受ける傾向があります。
リン欠乏は古い葉っぱの葉脈が紫色になる現象です。リンは光合成と炭水化物のエネルギー放出に必要な栄養素です。
カリウム欠乏は葉っぱの色が濃くなる現象です。カリウムは糖と炭水化物の生成と異動に必要な栄養素です。
カルシウム欠乏は下部の葉っぱが巻き込まれて、歪む現象です。カルシウムは細胞の成長に必要な栄養素です。
マグネシウム欠乏は古い葉っぱ葉脈間が黄色くなる現象です。マグネシむは光エネルギーの吸収と酵素が花を生成するための糖と炭水化物を作るのに必要な栄養素です。
栄養素を大麻に与える場合は土のpHと排水のECの値が正常でない場合はうまく栄養素を吸収させたい場合は正しい土のpHと排水のECの値を調整する必要があります。土のpH範囲は6.0から7.0でEC値は一般的には1.0から2.0 mS/cmで苗木やクローンの場合は0.8~1.3 mS/cm、成長期は1.3~1.7 mS/cm、開花期は1.6~2.2 mS/cmと言われている。
どうやって土のpHや排水のEC値を下げる方法に関しては「土壌のpH値と排水のEC値が上がった場合と下がった場合の対処法」に書いてるのでそちらを読んでください。
初めましての人へ