どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。タイに戻ってから心が折れかけた出来事が何個かあって、そのうちのひとつが
朝イチからファームの草むしりやって、疲れて帰ってから亡くなった苗を掃除するって意外とメンタルくるな。ごめんよ pic.twitter.com/m71hSa97o3
— けい a.k.a 大麻を育てるニューヨーカー (@chill_5000) August 12, 2023
苗が何本か。いや、想像を超える量、死んでた。
タイ嫁を攻めても死んだ苗たちは生き返らないので次回はこうならないように対策を考えるとして、今回はこの残った土を再利用できることを知ったので再利用できる土に変えたいと思います。
まずこのまま土を使うのは絶対避けるべき4つ理由がある。
大麻だけでなく、全ての植物は根から栄養素を吸収して生長しています。一度植物を育てた土は植物が生長するのに必要な十分な栄養が既にないので新しい植物を植えても栄養素がないのですぐに死んでしまいます。
古い土をひっくり返すと根っこの量に驚く人もいるでしょうが、この根っこが残ったまま、分解されないと成長を妨げたり、雑草の根やタネが残っていると雑草も生えてきてしまいます。
土の中には病害虫がいる可能性もあります。目に見えないだけで病害虫はたくさんいるのでこのまま使うと新しい植物にも大きな影響が出ます。
植物を育てる際に土のpHは非常に大切で、調整をする必要があります。この調整を怠ると成長に大きな影響が出るので要注意です。
(関連記事:大麻を育てる上で土のpHがなぜ大事なのか調べてみた)
まず準備するのは土を入れるシートと余分なゴミを取る園芸用ふるい。
取り出してみると根っこがビッシリ。最初はふるいでゴミを取ってたけど、最後は米ぬか入れて微生物に食べさせる予定だったので大きなゴミや根っこや石だけ取り出すことにした。
殺虫方法は色々あるっぽいけど、今回は自然の力で殺す方法「天日干し」を採用した。夏場なら2、3日で冬場なら1週間らしいけどタイは年中暑いので2、3日干すことにした。
干した後に肥料抜きをするために袋に土を入れて、その中に米ぬかを入れて、その上に水を大量にかけて、混ぜて、袋の下の角だけ水が出るように穴を開ければ完成。これで要らない肥料が水と一緒に流れるだけじゃなく、熱が出るから殺虫効果も期待できる。
2、3日寝かせて、良い感じだったのでこのままコンポスト容器に入れて終わり!
有機資材を分解する際に出る熱は2週間から1ヶ月続くので土に熱が加わる行為(米ぬかを入れる、有機資材を入れるなど)をする人は土を再利用するまでに少し時間が必要なので注意を。自分も土作りは今後のテーマになりそうだからもっと勉強しないといけないと改めて思った良い経験だった。とりあえずファームの土を色々なパターンで作ってみて、コストを抑えて良い土を作るぞ!
初めましての人へ