大麻の苗についた虫の犯人は「ハダニ」と「アブラムシ」だったので対策を考えた

2023/03/03

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。前回クローンを作ったら何か虫が苗についてたので調べたら「ハダニ」と発覚して、「大麻のクローンの苗に「ハダニ」が大量発生したから撲滅してみた」の記事で対処法を書いたんだけど、まさかの「アブラムシ」も混ざってた。

ボストン在住のグロアーのプロの方に相談した時に「あー、多分ハダニともう1種類いますね…」って会話から「アブラムシ」がいたことも発覚。なので、アブラムシが大麻の苗に大量発生した場合についてもまとめたいと思う。

ちなみにこの白い小さい虫が「アブラムシ」です。

大麻の苗についた虫の犯人は「アブラムシ」だった

アブラムシは植物の葉や茎などに付着して栄養を吸い取る小さな昆虫。

アブラムシが発生する条件が何個かあって、今回の大麻を育ててる上で考えた時に当てはまったのが上の3つ。特にクローンを育てる時は密閉にするので空気の流れはないし、温度と湿度も高くなりがち。アブラムシは温暖で湿度の高い環境が好きなので密閉されてようが繁殖するし、夏の暑い時期に屋外での栽培を行う場合は注意が必要。

またアブラムシがウイルスにかかっている植物の汁を吸うとアブラムシが植物に突き刺す部分(口針)にウイルスが付き、ほかの植物の汁を吸うときに口針を刺すことでウイルスをその植物にも感染してしまうから駆除は必須。主に媒介するウイルスの種類は、キュウリモザイクウイルスやカブモザイクウイルスなどがあげられます。

キュウリモザイクウイルスは世界中の多くの植物種に感染し、特にキュウリやトマト、タバコ、ペチュニアなどの植物に被害を与えます。感染した植物は、葉に黄色や緑色の斑点が現れ、葉が曲がって萎れたり、実が変形して成長が阻害されることがあります。

カブモザイクウイルスは主にカブ、ブロッコリー、キャベツ、レタスなどの野菜に感染し、葉に斑点や細かい脈の変色、葉のくぼみやねじれ、若い葉の変形などの症状を引き起こします。重症化すると、収量の低下や品質の低下につながり、栽培の成果に悪影響を与えることがあります。

アブラムシはどの成長過程でも出てくるので事前対策としては大麻の苗の感覚を作って、並べて、空気の流れを作ること。もしアブラムシが大量発生しちゃった状態なら殺す対策をしないといけない。

農薬を使わないでアブラムシを殺す方法

農薬を使わないでアブラムシを殺すなら「手動でアブラムシを取る」が一番良いです。手で取るのが面倒ならテープを使ったり、歯ブラシを使って取りましょう。

テープを使う場合は粘着力が弱いものを使ってください。粘着力の強いテープを使用してしまうと葉が破れてしまったり、枝が折れてしまったり、作物そのものを傷めてしまうことがあります。歯ブラシを利用する場合も同じでブラシが硬いもの使うと傷つけてしまうので要注意。

ちなみに全部の苗をチェックしたらクローンを作る元の苗にアブラムシがいました。多分クローンを作るときに気付かないでアブラムシがついた状態でクローンを作ってしまって、アブラムシは成虫1匹で1日5匹ほど産むと言われているので、ここから大量発生したのかな?って思ってる。今後クローンを作る時もだけど、定期的に害虫がついてないかはチェックが必須だね。

コメント一覧

  1. すー より:

    初めまして、いつも楽しみに見ています
    やっpり普段のIPMが大事だと思います。

  2. ケイスケ@世界のペコマンチ より:

    IPM…まだ知識がないのでIPMについてもちゃんと勉強して、記事にします!


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